常連さんが増える会話のコツ〈銭湯の番台が心がけている〉 青山コミュニケーションセミナー おすすめ本のご紹介

2018/07/27

内容紹介

廃業寸前の銭湯「日の出湯」を4代目として引き継ぎ、
経営を立て直すことを決意した著者。
「価格競争はできない」
「新たな設備投資もきわめて難しい」
「すぐ近くに強力な競合店がある」
このような“三重苦"を抱えたなかで、他の銭湯との
違いを出すために取り組んだのが、お客さまとの日々の会話。
日々、番台でお客さまと話しながら、失敗したり学んできた
「感じがいい」店になるための会話のコツとは?

【目次より(抜粋)】
◆第1章 出会った瞬間、心が温まるような挨拶を
挨拶から自然とつながる「プラスアルファの一言」を、会話の入り口に
いくらていねいでも、無味乾燥なマニュアル口調は逆効果
「久しぶりの友人が訪れたような出迎え」を意識する……

◆第2章 「ご年配のお客さまに好まれる話題」の見つけ方
「天気」の話は効果大。気象庁と呼ばれるくらいの情報を
スポーツが好きなお客さまのために、旬の話題をおさえておく
「思い出話」に触れるときは、細心の注意が必要
「孫はかわいい」との思い込みは危険。家庭の事情は人それぞれ……

◆第3章 「聞き方」を変えれば、もっと信頼される
同じ話のくり返しでも、返事を変えて常に新鮮に聞く工夫を
話は必ず最後まで聞く。それが間違っているときでも
アドバイスを求められるまでは、相談事も聞き役に……

◆第4章 ご年配の方に、声をかけるときに気をつけること
10歳違えば考え方も異なる。ひとくくりにしてはダメ
おじいちゃん、おばあちゃん扱いは絶対しない
なかにはプライドの高い人も。「知っていますか?」はタブー……

◆第5章 お客さまの様子を見ながら、ふさわしい接し方を
恐縮していたら、「大丈夫ですよ」と声をかける
さり気なく名前をたずねて、以後は名前でお呼びする……

◆第6章 相手の立場になって考えて、さらに愛される
できることなら、深刻な話も最終的には楽しい話に
「お客さまの素敵なところ」をいつも探せるように……